足ツボマッサージは足の裏を刺激する「ツボ療法」で、誰にでもできる簡単なマッサージ法です。足ツボ図を見ればだれでもできます。
足ツボをご存知の方は多いと思います。よくマッサージに行くと足ツボ図を見かけることがありますが、この足ツボをマッサージすることでどれくらいの効果があるのでしょうか?現代人の特徴として、不規則な生活習慣や食生活によって、体のいたるところに異常を感じる人が増えています。具体的には、頭痛や肩こり、冷え性や便秘などなど・・・これらの症状は何かとお疲れの現代人の特徴ですね。そんな疲れたサラリーマンやOL、主婦の方、さらには小学生や中学生、高校生、大学生、受験生にいたる学生まで、仕事や家事、勉強のしすぎ、部活などの疲れから、老若男女問わず、美容サロンやマッサージサロンに通う人は年々増えてきています。芸能人でも「ほしのあき」の足ツボマッサージや高島彩など人気女子アナウンサーの足ツボダイエット、はたまたグッズが紹介されたりしていますし、不妊、妊娠している妊婦さんや、足痩せのための足ツボマッサージということで雑誌等で紹介されています。それだけ注目されているということなのでしょう。
実際疲れているときに、体のツボといわれる部分、とりわけ「足裏のツボ」を刺激すると、気持ちよかったり、強烈な痛みを感じることがあります。足ツボが痛いのはそれだけ足裏のツボに関連する体の大切な臓器が疲れている証拠なのですね。足の裏のツボを刺激する、いわゆる「ツボ療法」は、そうした症状を癒してくれる、誰にでもできる簡単なマッサージ法です。マッサージのやり方は図や表があれば、誰でも自分でマッサージ棒や、マッサージ器(機)などで、刺激することができるので、簡単かと思います。そして痛い足ツボがあればそこだけ重点的に刺激できるので自分で加減ができる点もいいですね。
足の裏にある経穴(ツボ)は、身体全体の臓器や組織と対応しており、その状態を如実に反映するといわれます。つまり、ツボを押してみて、痛いところがあれば、そこに対応する臓器にトラブルがあるということです。また逆にそのツボを積極的に刺激して体調を改善することも可能です。これを体系的に発達させたのが、東洋医学の「ツボ療法」であり、欧米で最近話題になっている「足の反射帯療法」です。両者は似通ったところもありますが、ツボ療法はツボを的確に把握していることが絶対条件となるのに対して、反射帯療法は一定の広がりつまり、ゾーンを刺激するものなので、素人にとってはこちらのほうが比較的容易に行えるという説もあります。
ツボ療法にしろ、足の反射帯療法にしろ、なぜそれが効果をもたらすのかはまだ現在の科学では完全に解明されていません。しかし世界各国の研究者から、これらの療法によって患者の治療および健康管理に顕著な効果がみられるという報告が寄せられています。
西洋医学と併用して、あるいは西洋医学では効果が期待できない慢性的な痛みなどに、ツボ集中する足裏のツボ療法が注目されています。しかし、足裏のツボを治療するとなぜ、効果があるのでしょうか?
からだが健康である、健全であるというときには、気血のエネルギーが全身にまんべんなく、とどこおりなく円滑にめぐっています。それがある場所で流れがとどこおったり、停止したりすると苦痛が出てくるのです。たとえば、胃もたれが起こってきたとしましょう。これは胃をめぐる胃経という経路のエネルギーの循環が悪化しはじめた証拠ととらえることができます。治療者はからだをていねいにさぐります。胃経の特定のツボのところでエネルギーの流れが停滞していることを知ります。こうしてさぐりあてたツボに針や灸をおこなって刺激を与えます。そうしてエネルギーの流れを取り戻し、症状を緩和し、胃の機能を回復させるのです。つまり、足ツボは病気が現れる場所であり、同時に治療のポイントにもなるのです。
したがって、治療を行う場合には、どのツボを選びかが重要なのです。たとえば、消化器系の足ツボは、崑崙(こんろん)です。外くるぶしのうしろ、アキレス腱の前のくぼみです。他に肝臓、腎臓、膀胱、子宮など他の内臓やむくみ、腹痛、便秘、花粉症、アトピー等アレルギーにも足ツボは効果があるといわれています。足ツボ療法は、症状が軽いうちにはじめることが重要です。軽いうちに、的確なツボの位置をとらえること、そして早めにツボ指圧を始めることで家庭でも十分な効果、効能が期待できるのです。
足ツボをはじめとして、ツボ療法が注目をあびていますが、実際、どのように行うのが有効なのでしょうか?
指圧をすると指が痛くなりがちです。痛くならないようにツボを刺激するにはどのようにしたらいいのでしょうか?
指先だけに力を入れて押そうとすると、指を痛めますし、それでは押されている人も気持ちよく受けられないのではないでしょうか?親指で押す場合は、指で押そうとせずに自分の体重を徐々に加えていきます。このように体重で押すには、ひじを伸ばすこと、相手のからだに垂直に加圧するようにするのがコツです。そのためには、押す人と、押される人がお互いに正しい姿勢をとることが大切です。はじめはゆっくりと、相手の具合を見ながら指圧していくのが治療のポイントです。また、指圧だけでなく、身の回りの道具を有効に活用するのもいいですね。そうすれば家庭でも針灸療法に近い効果を上げることができます。
家庭でできる針治療としては次の方法があります:
●つまようじの針・・・つまようじを親指と人さし指のあいだにはさんで、ツボをつつくように皮膚を刺激します。つまようじの枝の部分で、軽くつつく程度で、十分に効果的な刺激を与えることができます。
●ブラシ針・・・ブラシの柄の部分を軽く持って、ぽんぽんと叩くようにしたり、ブラシをすべらせて軽くこするようにします。
●つまようじの集合針・・・30本から40本のつまようじを束ね、輪ゴムでしばります。
●粒針・・・ビーズや米粒などの小さな突起物を絆創膏の中央に入れてツボに張ります。そしてその上から時々押し付けるだけで針のような効き目があります。足ツボには張りっぱなしにしておくと歩くたびに刺激になり効果があります。
東洋医学の「ツボ療法」と非常によく似通っているのが、足ツボの反射区を刺激する「反射帯療法」といわれるものです。素人ではツボを正確に刺激することは難しいため、一点を刺激するのではなく、一定の広がり(ゾーン)を刺激することを「反射帯療法」といいます。ツボを的確に見つけることが難しい素人には比較的容易に行えるものとして、ドイツをはじめとするヨーロッパ、アメリカにいたるまで、大変な反響を呼んでいます。現在では治療法としての市民権まで得ているのです。足の裏にある反射帯は、身体全体の臓器や組織と対応しています。そしてその症状をよくあらわすといわれます。反射帯を押してみて痛いところがあれば、それはそれに対応する臓器や組織に何らかのトラブルがあるということです。また見方を変えれば、そのような箇所に、積極的に押す、もむ、突く、などの刺激を与えることでそのトラブルを改善することもできます。これが「足の反射帯療法」です。「リフレックス・ソロジィ」と呼ばれることもあります。この考え方は、ツボ療法とよく似ています。
足の反射帯を最初に発見したのは、古代インド人ではないかといわれています。インドには、今から2500年以上前に、「仏足跡」というものが存在していました。「仏足跡」というのは、釈迦の足の裏の形を石に刻んだものです。この仏足跡のなかには、人体図が描かれているものがあるのです。これが反射帯をあらわしているのではないか、といわれています。
リフレックス・ソロジィを現在のように治療として体系化したのは、アメリカのフィッツジェラルド博士(1872〜1942年)です。博士は、研究を積み重ね、「足は全身を映す鏡のようなものであり、足の反射帯は人体の臓器や組織と密接な関係がある」という結論を導きだしたのです。さらにその後、『足はすべてを物語る』で有名な、アメリカのイングハム女史により、リフレックス・ソロジィは、一般的に知られるようになりました。そうして、ドイツのマルカート女史の『足の反射療法』が1974年に発刊されると、ドイツをはじめとしてヨーロッパ、アメリカへと大変な反響を呼ぶようになったのです。
「足の反射帯療法」の効果は、現代の科学では、まだ完全に証明されたわけではありません。しかし、世界各国からは、「リフレックス・ソロジィ(足の反射帯療法)によって、患者の治療および健康管理に著しい効果があらわれた」という報告が寄せられているといいます。今後、もっともっと研究調査の結果が寄せられることにより、その効果が認められ、この治療法が認められるようになるかもしれません。足ツボ療法に並び、リフレックス・ソロジィも今後、期待される治療法といえるのではないでしょうか。
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